メールマガジン

上海レポート正月号(中国10大ニュース)

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆┃(公社)いわき産学官ネットワーク協会News  2016.01.10       
┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃  「中国への企業進出セミナー」でお馴染みの
┃  佐藤忠幸氏から『上海レポート』が届きましたのでお知らせいたします。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 現在、中国は上海に事務所を構え、
中国での会社設立・販路拡大等を支援している、
(公社)いわき産学官ネットワーク協会アドバイザーの佐藤忠幸氏から
「上海レポート」正月号をお届けいたします。

==========================================================================

◇上海レポート正月号(中国10大ニュース)◇

新年明けましておめでとうございます。
本年も拙文に宜しくお付き合いの程お願い致します。

今年の正月も横浜市金沢区富岡の自宅で過ごしております。
日本へ戻って最初にした仕事は、留守中に取って置いてくれた新聞を読むことです。
約3ヶ月分の新聞を読み、興味のありそうな記事を切り抜く作業を約5日間でやり遂げ
(?)ました。
新聞をまとめ読みして気がついたことは、相変わらず中国関係の記事が多いと言うこ
とです。
良くも悪くも中国の位置づけが高まったということでしょう。
そして、領土や反日運動などで政治的に冷え込むことよりも、経済面の冷え込むこと
のほうが懸案となってきたことも明確です。
中国のバブル崩壊は、2008年のリーマンショック並み以上の影響を蒙ることは確実だ
からです。

さて、恒例のニュースネットアジア(NNA)が選んだ中国の2015年10大ニュースをお知
らせします。
NNAはその名のとおり、アジア各国のニュースをインターネットで配信する会社で、
20数年前から愛読しています。
NNAが比較的中立な立場で選んだ、日中関係に強い影響を与えた重大ニュースを紹介
します。
なお、例年これに解説記事を加えていましたが日本の新聞を読み返せばお分かりにな
ることばかりですので省略いたします。

【NNAが選んだ15年の10大ニュース】
ーーーー安定成長に向けた試練に直面----
第1位】「小康社会」への総仕上げ、次期5カ年が勝負に
第2位】中国経済が減速傾向を示す中、景気てこ入れで金融政策を総動員
第3位】天津爆発、日系企業にも多大な被害
第4位】天津、広東、福建に新たな自由貿易区
第5位】中国主導の国際金融機関が発足(AIIB協定)
第6位】2025年までに「製造強国」へ
第7位】北京が2022年冬季五輪の開催地に
第8位】低調な新車市場、日系は快走
第9位】初の抗日勝利軍事パレードを開催
第10位】習近平国家主席と台湾の馬英九氏の歴史的会談が実現
番外編】訪日観光客の「爆買い」に新たな商機

もう一つの10大ニュースは例年ならば人民網日本語版の発表したものをお知らせして
いますが、今年は国内全体の10大ニュースの発表は無く、中日関係のニュースのみを
読者に選んで貰うということですがそれの発表も遅れています。
代わりに、人民日報と中国国際放送局(CRI)が共同で選出した2015年国際ニュース
トップ10をお知らせします。
NNAが選んだニュースとの違いが大きいですねー。
2015年のニュースは中国に不都合なことが多すぎるため、あえて伏せているのかなと
勘ぐってしまいます。

【人民日報と中国国際放送局が選んだ15年国際ニューストップ10】
第1位】中国が責任を担い、新しい国際関係の構築を推進
第2位】「一帯一路」(1ベルト、1ロード)構想文書発表、沿線諸国の発展戦略に向
けた互恵関係
第3位】「イスラム国」がテロ襲撃を起こし、ロシアは反撃
第4位】AIIB協定が北京で締結、国際金融秩序の変遷が加速
第5位】イラン核問題の全面的合意達成
第6位】日本の国会で安保法案が可決され、東アジアの隣国が懸念を示す
第7位】科学専門家、火星の地表に液状の水を発見
第8位】世界が第2次世界大戦勝利の成果を明記、中ロ国際秩序の維持を強調
第9位】難民・移民危機で、EU加盟国が内部紛争に
第10位】国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が 2020年以降の新しい温
暖化対策で意見が一致

「中国がクシャミをすれば日本は肺炎に」
これは、つい数年前まで日米関係で言われてきた言葉ですが、今では中国がその地位
に高まったということです。
中国で暮らし仕事をしていると、何となく実感できます。
中国の位置づけが高まった現在でも、日本での中国の位置づけは昔のままの様に感じ
ますが、本当はどうなんでしょうか?
・国民の中国感
・企業の中国感
・政府の中国感
それぞれの対中国感情は、ここ数十年はあまり変わっていないように感じます。

大半の日本国民は、過去も現在も中国や中国人を馬鹿にもしていないし媚びることも
無く対等な感情で過ごしたように感じます。
だから、中国人は気持ちよく爆買いに来てくれるのです。

しかし、企業の対中国感情は変わらず、中国企業や中国人を下に見ています。
特に製造業の経営姿勢の大多数は変わっていません。
これは大問題です。これでは、近いうちに中国から日系製造業は消えるでしょう。

そして、政府の対中国感情が変わっていないと感じるのは、日本政府は「鈍感だ!」
としか言いようがありません。
様々なトラウマからか、言うべきこと主張すべきことをせず、全てを曖昧に済ませ、
後世に委ねようという姿勢が気になります。
昨年末になってそれではいけないと、日韓関係を変えようとしていますが、日中関係
も早くそうなって欲しいものです。

以上は私の個人的な感想です。
皆さんのお考えと異なったらご勘弁ください。

本年も、私なりの観察と主張を元にレポートしたいと思います。
どうぞご愛読ご意見くださるようにお願い致します。

末筆ながら、本年が皆さんにとってよき年であることを念じております。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
佐藤忠幸/Sato Tadayuki 
 E-Mail: tada-sato@mvb.biglobe.ne.jp
 SBF.HP::http://www.sbfnet.cn/
 HR研究会HP:http://www.sh-hra.cn/
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^~
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発行元:公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会(ICSN)事務局  
┃住  所:〒970-8026 福島県いわき市平字田町120番地
┃     LATOV6階 いわき産業創造館内
┃TEL    : 0246-21-7570      FAX    : 0246-21-7571
┃E-mail : iwaki-sangakukan@bz01.plala.or.jp 
┃URL   : http://www.iwaki-sangakukan.com
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃※配信の登録、及び解除については、こちらからどうぞ↓
┃ http://www.iwaki-sangakukan.com/m_magazine/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会
〒970-8026 いわき市平字田町 120番地 LATOV6F いわき産業創造館内
TEL:0246-21-7570  FAX:0246-21-7571 E-mail:iwaki-sangakukan@bz01.plala.or.jp
Copyright (C) ICSN All rights reserved.