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2013年10月 アーカイブ

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┃◆┃(公社)いわき産学官ネットワーク協会News  2013.10.28        
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┃  「中国への企業進出セミナー」でお馴染みの
┃  佐藤忠幸氏から『上海レポート』が届きましたのでお知らせいたします。

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 現在、中国は上海に事務所を構え、
中国での会社設立・販路拡大等を支援している、
(公社)いわき産学官ネットワーク協会アドバイザーの佐藤忠幸氏から
「上海レポート」10月号をお届けいたします。

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◇上海レポート10月号(機内からの風景)◇

急に涼しくなりましたねー。
慌てて衣替えをしました。
とは云うものの、厳冬期の服は未だ着ないので半分ほど入れ替えました。

10月は国慶節休み(10/1~10/7)前後を含めて2週間ほど帰国しました。
7月に70歳となり、古希の祝いをあちらこちらでしていただきました。(会費制です
が)
そして、久しぶりの帰国であるため、3つもの病院へ通い検査ずくめです。
おかげで、申し訳ないことに家族旅行もできず忙しい2週間でした。

上海へ戻る日は晴れで、しかも昼間の便であったため久しぶりに上空からの景色を眺
めながらの旅でした。
今月は中国行き機内上空からの景色を中心にレポートします。


東京羽田発が13時半の飛行機で上海へ向かった。
通常は、夕方発の飛行機が多く、機内では毎度寝て過ごす。
今回は、最初は寝ていたが紀伊半島を過ぎる頃から起きて、瀬戸内海を上から眺めな
がら過ごした。
高度9千~1万mから見ても、美しい海がはっきりと見える。
瀬戸内海は多島海とも言われるだけあって、本当に島が多い。
船が真っ直ぐ走れるところが無いのではと思うぐらいである。
大きな島には必ず橋がかかり、他の島や本土とつながっている。
小さな島でも必ず港があり、舟が出入りしている。

瀬戸内海を過ぎると九州上空となる。
大分県の国東半島から入り、福岡・佐賀・長崎県の北部を通過する。
どこも、山と川がはっきりと見え、美しい国土だ。
長崎県を通過し日本領の最後はやはり多島海である。
本当に島の多い国だと実感する。

島の美しさを際立てているのが海の美しさである。
青い海、緑の海、そしてキラキラ光る海。
河口だからといって色が変わるわけではない。水深と海流の強さで色が変わるだけで
ある。

上海上空には、15時頃着く。
そんなに早く着くの?羽田ー上海間は約3時間であるが、ここには1時間の時差がある
から上空に着くのは上海時間で15時頃であり、着陸が15時半頃となる。
したがって、上海は昼間の時間である。
しかし、まるで夕方の景色だ。空は夕霞のようによどみ、海は黒っぽい。
小さな河口の海は茶色、大河の河口の海は真っ黒。
この海域で採れた魚貝を食べない理由がよーく分かる。

それでも上空から市街がある程度見えるだけましである。
天津など北部では相当降下しなければ市街は見えない。

上海虹橋空港.第一ターミナルへ降りた。
ここは、一時閉鎖して新しくできた第二ターミナルへ国内線を移し、国際線は全て浦
東空港へ移した。
しかし、都心に近いことから数年前から羽田便など極く一部の国際線を発着陸させて
いる。
だから第一ターミナルは発着本数も少なく設備も建物も古い。
数年前の羽田空港国際線ターミナルと同じである。

私は空港へ着いてから、用事があったので1階上の出発フロアへエスカレーターで
上った。
用件が済み、到着フロアーへ戻ろうとしたが戻れない。
急な階段しかないのである。エスカレーターは上りのみ、エレベーターは見つからな
い。
1階到着フローへ降りなければタクシーに乗れないが、大きな荷物を抱えており、急
な階段では厳しいので困った。
案内嬢にエレベーターはどこかと聞くと「NO!」の一言だけ、「スミマセン」とか
「お気の毒に」とかは言えないのか。

虹橋空港から自宅アパートまで、タクシーで15分、30元(約500円)で行ける。
タクシーは延々と30分~1時間も並んで客を待つ。
間違っては困るのが、待つのは人ではなくタクシーだ!
国内線の第二ターミナルだと客もタクシーも両方が並んで待たされるが、第一ターミ
ナルは客が少ないので待つのはタクシーだけである。

だから、乗車し運転手に行き先を告げると途端に不機嫌になった。
ろくに返事もしてくれず、運転も乱暴になる。
「1時間も待って、たった30元の客とは!!」という不満が顔に表れている。
場所柄、乗車拒否はできないので自分の不運を嘆いているのだが、それが余りにも露
骨である。
「我慢して乗せてやっているのだぞ!」という姿勢を見る度に日本のタクシーのマ
ナーの良さを思い出す。
日本のタクシーはお客を絶対に「神様」に奉ってくれ、気分をよくさせてくれる。
エライ違いだ。

ところで、私が利用する航空会社は殆どが東方航空か上海航空である。
この2社共通のマイレージカードがシルバーとなったおかげで、優先搭乗ができ、待
合室もVIPルームが利用できるからである。
元々この2社はライバルであったが数年前上海航空が経営不振となってから東方航空
の傘下となりカードも共通となった。
どちらも、中国国際航空よりもサービスがよく愛好していたのでこの合併は好都合で
あった。
合併しなければシルバー会員への出世は遠い話であろう。

今回利用したのは上海航空である。
上海航空の機内誌(中国語だが)は毎月楽しみにしている記事がある。
もちろん上海市内の案内記事が多いが、日本各地の紹介記事それも6ページで毎月出
ている。
いつから掲載しているのかは覚えていないが、少なくとも昨年夏以前からである。
内容は、奈良・京都・日光・銀座・鎌倉など有名観光地の紹介や、富山県の越中おわ
ら節祭りやひな祭り、七夕まつりなどのお祭り紹介記事である。
10月号は、体験したり遊んだりできる美術館や博物館の紹介をしていた。
例えば「藤子不二雄博物館」である。

多くの雑誌ではそのような日本に関する記事は、昨年9月の反日騒動以降はなくなっ
ている。
一部の雑誌では最近になって復活しているが、上海航空だけは昨年から一回も途切れ
させず連載し続けたことは偉いと思った。
ただし、一時的に機内放送から日本語案内が無くなった。
最近復活したがまだ全てではない。
どうやら日本便の乗客数が激減したため飛行機を小さくしており、日本人CAを乗せる
金銭的余裕がないのであろう。

中国国際航空は相変わらず酷い。
仮に日本人CAが乗っていても、未だ日本語放送をしない。
エコノミー客に対しては「乗せてやるのだから我慢せよ」という姿勢。
機内誌でもこの1年間日本に関する記事は無い。
出来ることなら乗りたくないね。

そう言う目で、上海市内を見ると「これでは戦争になるかも」という風景に度々出く
わす。
交差点では、人と二輪車の多くは信号無視。歩いていても目の前に急に割り込まれ、
こちらが慌ててよける。
また、対面から話しながら歩いてくる紳士淑女は絶対に避けず、相手が避けるものと
思っている。
何れも、日本では考えられない行動ばかり。
それでも上海は国際都市。天津などと比べれば同じ国とは思えないほどマシな方か。


でも、彼らに悪気はないのです。
それが当然と思って{マナーなんてこの世の中にあることすら知らないまま)過ごし
てきてしまったからです。
また、下手に法律を守ったら貧乏人は損する、弱いものだけが損するという常識もで
きてしまったからです。

大多数の中国人は、先進国の常識を知らないまま成人してしまい、見かけだけ金持ち
になった可哀想(?)な国民です。
中国政府は、国家のメンツを重んじてマナー教育を必死にやり始めましたが、政府要
人自からの行動を直さない限りは、国民の誰も言うことを聞かないでしょうね。

しかし、会社内は違います。
そんな彼らも、世界の常識を丁寧に教えれば、少なくとも会社にいる間は見習うもの
です。

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 佐藤忠幸/Sato Tadayuki
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